本研究では、内因性のIGKJクラスターを、あらかじめ配列が調整された改変マウスIGKV10-96/IGKJ1セグメントに置き換えた、共通軽鎖マウスモデルの開発と特性評価について報告する。本研究では、この遺伝子改変がB細胞の分化および免疫化に伴う多様な抗体レパートリーの形成に及ぼす影響を評価している。
この遺伝子改変マウスでは、B細胞の発達が正常に認められ、オボアルブミンによる免疫化後、野生型マウスと同様のVH遺伝子セグメントの使用パターンを示す抗体レパートリーが生成された。軽鎖の多様性はあらかじめ決められたIGKV10-96/IGKJ1生殖細胞系列に限定されていたものの、クローン型の多様性は野生型マウスと同等であった。 共通の軽鎖を持つ抗体の親和性は、野生型マウス由来の抗体と比較してわずかに低いにとどまり、このモデルが二重特異性抗体の創薬に適していることが示された。
このマウスモデルは、genOway社が23andMe社のために開発したものである。内因性のIGKJクラスターを、あらかじめ組み立てられたIGKV10-96/IGKJ1セグメントに置き換えることで、共通軽鎖モデルが作成された。この遺伝子改変により、共通の軽鎖を持つ抗体の産生が可能となり、二重特異性抗体の発見が促進される。
抗体の発見、二重特異性抗体、共通軽鎖、遺伝子改変マウスモデル
ノッキンマウスモデル、IGKJクラスター置換、あらかじめ設計されたIGKV10-96/IGKJ1セグメント、B細胞分化解析、免疫化研究
モデル設計から実験結果まで
600件以上の科学論文で取り上げられています
大手製薬企業17社、
、170社以上のバイオテクノロジー企業、および380以上の学術機関との提携
バイオ医薬品分野のパートナー企業および 社内リソースを用いて生成
および実施の自由が保証される
米国および欧州の専門ブリーダーから、健康状態が認定された個体