多様な内因性高親和性共通軽鎖抗体を産生する遺伝子改変マウスモデル

ロン・インフイ
23andMe, Inc.
2024年2月8日
Front Immunol
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38390875/

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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38390875/

研究概要

本研究では、内因性のIGKJクラスターを、あらかじめ配列が調整された改変マウスIGKV10-96/IGKJ1セグメントに置き換えた、共通軽鎖マウスモデルの開発と特性評価について報告する。本研究では、この遺伝子改変がB細胞の分化および免疫化に伴う多様な抗体レパートリーの形成に及ぼす影響を評価している。

本研究の主な成果

この遺伝子改変マウスでは、B細胞の発達が正常に認められ、オボアルブミンによる免疫化後、野生型マウスと同様のVH遺伝子セグメントの使用パターンを示す抗体レパートリーが生成された。軽鎖の多様性はあらかじめ決められたIGKV10-96/IGKJ1生殖細胞系列に限定されていたものの、クローン型の多様性は野生型マウスと同等であった。 共通の軽鎖を持つ抗体の親和性は、野生型マウス由来の抗体と比較してわずかに低いにとどまり、このモデルが二重特異性抗体の創薬に適していることが示された。

モデル

このマウスモデルは、genOway社が23andMe社のために開発したものである。内因性のIGKJクラスターを、あらかじめ組み立てられたIGKV10-96/IGKJ1セグメントに置き換えることで、共通軽鎖モデルが作成された。この遺伝子改変により、共通の軽鎖を持つ抗体の産生が可能となり、二重特異性抗体の発見が促進される。

対象:
Igkjクラスター
同義語:
免疫グロブリンのカッパ結合領域

キーワード

抗体の発見、二重特異性抗体、共通軽鎖、遺伝子改変マウスモデル

技術仕様

ノッキンマウスモデル、IGKJクラスター置換、あらかじめ設計されたIGKV10-96/IGKJ1セグメント、B細胞分化解析、免疫化研究

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