新規の二重特異性抗体「トベムストミグ」は、CD8陽性腫瘍浸潤T細胞(TIL)上のPD-1およびLAG-3を優先的に阻害し、幹細胞様T細胞を増殖させることで、持続的な腫瘍制御を実現する。

ウェーバー PAA
ロシュ
2026年6月12日
Cancer Res Commun
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42284551

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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42284551

研究概要

トベムストミグは、PD-1とLAG-3を同時に標的とし、かつ腫瘍浸潤リンパ球に優先的に作用するように設計された二重特異性抗体である。本研究では、単特異性チェックポイント阻害療法と比較して、幹細胞様CD8 T細胞の増殖促進、T細胞の活性化改善、および持続的な抗腫瘍反応が確認された。前臨床試験における有効性が、この二重チェックポイント阻害戦略の臨床開発を裏付けた。

本研究の主な成果

PD-1とLAG-3の併用阻害は、単剤のチェックポイント阻害と比較して、幹細胞様CD8 T細胞を増加させ、エフェクターT細胞応答を増強し、腫瘍抑制効果を高め、より持続的な抗腫瘍免疫を誘導した。

モデル

ヒトPD-1/ヒトLAG-3二重ノックインマウス — genOwayが開発した同系腫瘍有効性モデル

対象:
PD-1、LAG3
同義語:
PD-1:Pdcd1、CD279、プログラム細胞死タンパク質1 | Lag3:LAG-3、CD223、リンパ球活性化遺伝子3

キーワード

免疫腫瘍学、免疫チェックポイント阻害、PD-1阻害、LAG-3阻害、幹細胞様T細胞、T細胞の疲弊、二重特異性抗体

技術仕様

ヒトPD-1ノックイン、ヒトLAG-3ノックイン、二重ヒト化チェックポイントモデル、同系腫瘍負荷試験、腫瘍浸潤リンパ球のプロファイリング、フローサイトメトリーによる免疫モニタリング、CD8 T細胞の機能解析、抗腫瘍効果試験

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