89Zr標識CI-8993を用いた、免疫チェックポイント調節因子であるVドメインIg型T細胞活性化抑制因子(VISTA)の標的化

イングリッド・ジュリエンヌ・ジョルジェット・バーヴェニッチ
オリビア・ニュートン=ジョンがん研究財団
2024年7月26日
Eur J Nucl Med Mol Imaging
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39060374/

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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39060374/

研究概要

本研究では、陽電子放出断層撮影(PET)イメージングを用いて、VドメインIg型T細胞活性化抑制因子(VISTA)に対するモノクローナル抗体である89Zirconium標識CI-8993の生体内分布および腫瘍標的化効果を評価する。本研究の目的は、VISTAの発現を可視化・定量化しin vivo 、免疫治療薬としてのCI-8993の可能性について知見を得ることである。

本研究の主な成果

PETイメージングにより、VISTAを発現する組織や腫瘍において、89Zr標識CI-8993が特異的に集積することが明らかになり、効果的な標的化が示された。本研究は、VISTA発現の非侵襲的イメージングに放射性標識CI-8993を用いることの実現可能性を実証しており、患者の層別化やVISTAを標的とした治療への反応モニタリングにおけるその有用性を裏付けている。

モデル

本研究では、genOway社との共同開発により確立されたヒト化VISTAノックインマウスモデルを用いた。このモデルでは、マウスのVISTAに代わってヒトのVISTAが発現するため、ヒト特異的な抗体との相互作用の解析や、生理的に妥当な環境下におけるCI-8993の標的化能力の評価が可能となる。

対象:
Vsir
同義語:
VISTA、C10orf54、PD-1H

キーワード

免疫腫瘍学、免疫チェックポイント阻害、分子イメージング、モノクローナル抗体療法、腫瘍免疫学

技術仕様

ヒト化ノッキンモデル、放射性標識、PETイメージング、In vivo 抗体の分布、免疫チェックポイント標的化

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