(アストラゼネカ)CLDN18.2およびCD3に結合するT細胞エンゲージャーであるAZD5863は、多面的な抗腫瘍免疫応答を誘導し、化学免疫療法レジメンと効果的に併用できる。

Pan hCD3を用いたT細胞エンゲージャーの評価

SITC 2024
2024年11月21日

要旨

背景

CLDN18.2はテトラスパニンであり、胃がんや膵臓がんにおいて高発現している。CLDN18.2を標的とするモノクローナル抗体を単剤療法として、あるいは化学療法と併用して投与するアプローチは、胃がんにおいて有効性が示されている[1,2]。 AZD5863は、CLDN18.2およびCD3を標的とするT細胞エンゲージャー(TCE)であり、ヒト、カニクイザル、マウスのCLDN18.2に対して高親和性を示し、ヒトCD3に対しては低親和性を示すように設計されている。新規TCEの作用機序に関する知見を得ることは、臨床へのさらなる進展を図る上で極めて重要である。 そこで本研究では、前臨床モデルにおいてAZD5863の薬力学を調査し、胃がんの治療に関連する化学免疫療法レジメンとの併用可能性を評価した。

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